SEO WatcherはDrupalサイトのSEO対策をサポートするために開発したオリジナルモジュールです。1日1回登録されたキーワードで主要サーチエンジンを一括検索し、貴方のサイトの順位をレポートしてくれます。
主な特徴
- 対象とするのは3つの主要なサーチエンジンであるgoogle.com、yahoo.com、bing.com
- 検索するキーワード(フレーズ)は最大5つまで指定可能
- 競合サイトのURLを指定するとそのサイトの順位までチェック(最大5サイトまで指定可能)
- 自サイトの順位は過去1年間にわたってデータを保管しグラフにして推移を表示
- 毎日実行結果のレポートを管理者にメールで送信可能(任意)
- 毎日日付が変わって一番最初のcron実行時に1度だけ実行されます
同じようなことをするアプリケーションプログラムやWebサイトも色々とありますが一部有料だったりと色々制約があります。このモジュールはDrupalサイトにインストールするだけで一度設定さえしてしまえばあとは自動的に毎日順位を調べてメールで送ってくれるのでとっても楽ちんです。
SEO対策はどこのサイトの管理者でも一番気になるところではないでしょうか?このツールはそういった管理者のSEO対策をサポートする目的で開発されました。尚、以下の記事中のスクリーンショットは全て英語ですが、このモジュールには日本語の翻訳も含まれていますので実際には全て日本語表記になります。
結果レポート
順位検索結果はこのようなレポートとなってSEO Watcherモジュールのページ(管理ページ>レポート>SEO Watcher)に表示されます。はじめの部分が自サイトのキーワードごとの順位で、その次が各キーワードについて自サイトと競合サイトの順位を比較しています。
また、過去の順位の遷移を以下のようなグラフにします。
環境設定のページで管理者にメールでレポートを毎日送信するオプションを選択すると以下のようなメールが自動的に送られます。
環境設定
環境設定では最低1つはキーワードを指定してください。キーワードがまったく指定されてい場合、SEO Watcherは何もしません。 競合サイトに関しては任意です。必要なければそのまま空白でかまいません。指定する場合には、http:// からはじまる絶対URLを指定してください。検索する最大順位(max rank)も不必要に大きくしないことをお勧めします。キーワードを増やしたり検索する最大順位を増やすと、それが順位チェックにかかる時間に直接かかわってくるからです。
設定の最後にあるチェックボックス(上図参照)をチェックしておくと、設定を保存する時に新しい設定内容で順位チェックをその場で実行します。これを使って効果的なキーワードなどを見極めるとよいでしょう。尚、ここでの順位チェックは仮のもので結果はデータベースに格納されません。データベースに格納され、レポートとして表示されるのは毎日1度の実行自のチェック結果のみです。
日本語の検索サイトを利用する方法
yahoo.com、bing.com、google.comではなくyahoo.co.jp、bing.co.jp、google.co.jpを使って日本語サイトを対象にして定期チェックをおこなう機能が隠されています。これを利用するには以下のようにseowatcher.moduleファイルを編集します。以下はseowatcher.moduleファイルの先頭部分です。- <?php
- /**
- * @file
- * Main file for SEO Watcher module, which checks the ranking of the site
- * by three major search engines (google, yahoo and bing) and report the result.
- *
- */
- // providers
- //--- use these for Worldwide (default)
- //--- use these for Japanese sites only
- // define("FIRST_PROVIDER", 3);
- // define("MAX_PROVIDERS", 6);
これだけです。これで日本語のサイト対象で順位チェックをおこなえるようになります。
技術的な補足説明
サーチエンジン各社は外部プログラムから直接検索をおこない結果を利用するためのAPI(Application Programing Interface)を一般に公開しています。本来であればこのAPIを利用するのがベストなのです。ですがこういったAPIを利用するには、サーチエンジン各社でアカウントを作成しAPIを利用するためのキーを入手してそのキープログラム中で使う必要があったり、API利用の仕方に制限があったりします。このモジュールのように検索順位を一括チェックするツールの場合にはこの利用目的や利用方法の制限にひっかかる可能性がありますので、SEO Watcherでは敢えてこういったAPIは使用していません。(技術的には使用できますし、テスト段階では使用していました)サーチエンジンへ検索を依頼する方法や検索結果の表示方法などについてサーチエンジン各社が仕様変更をおこなった場合に、このモジュールは正しく順位チェックができなくなる可能性があります。その場合は新しい仕様にあわせるようにプログラムの修正をおこなう必要性がでてきます。前述のAPIを利用していればこのように修正をせまられる事態にはならないのですがそうできないのが面倒なところです。
使用する上での注意事項(免責)
このモジュールは人間が実際にサーチエンジンでキーワードを入力して結果が表示されるのを待ち、結果の中から(場合によっては何ページも次に進みながら)指定サイトの順位を探すのをプログラムでおこなうだけです。人間の操作する時間は省くことができますがサーチエンジンに要求を出して結果のページを受け取り、そしてまた次のページをリクエストして、という部分の処理はそのまま同じです。 従って、順位を調べるのには結構時間がかかります。キーワードを1つ指定していたのを2つに増やすと単純に言えば2倍の時間がかかることになります。ですので、不必要にキーワードを増やすのはあまりおすすめしません。競合サイトについては1つふやすと2倍に時間が増えるということはありませんがやはり同じ原因からできるだけ少なくするようにしてください。 同じように検索対象とする最大順位(max rank)も不必要にふやさないことをお勧めします。100位を200位にすると検索するぺージ数が最悪の場合2倍になり、それだけで全体の時間が2倍になります。
こういったプログラムからこういう目的でサーチエンジンを利用するのは、広告を表示して収益をあげているサーチエンジンにとっても決して好ましい利用方法ではありません。ですからあまり頻繁に順位の調査をおこなうのはお勧めできません。過度の利用は最悪の場合そのサーバーのIPアドレスをサーチエンジンが拒否リストに入れてしまう可能性も無いわけではありませんので、その点を考慮の上ご自身の責任でお使いください。
当サイトと開発者はこのモジュールの使用によりいかなるダメージに対しても責任は負いませんのでその点ご理解願います。
ダウンロード
最新バージョンは常に、drupal.orgの当モジュールのプロジェクトページから入手できます。バグレポート等もプロジェクトページの方へお願いします。SEO Watcher
http://drupal.org/project/seowatcher

